メスガryテールナー奮闘記 with妖騎杯

みなさんこんばんは。特に深い意味は無いけれど世界的に何のキーパーソンにもなれないタイプのDの意思を継ぐクロノ D マジシャンです。魔法使い的にウィザードの方が適切だったかもしれません。

 

今回はオフの為に構築を組んだのもあったのでオフレポ兼構築記事として書いてみようと思います。

 

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構築経緯

個人的に最近よく配信を観に行っているチャーレム使いでミュウツーのハンマーさんがオフの運営をされるとの事なので妖騎杯に参加することを決めました。とある配信のコメントで自身もDの意思を継いでいる事を明かすと運営サイドも、、、と言葉を濁されたがそういう雰囲気を出されていたのを見逃さなかった。公言してしまった以上Dの一族らしく戦い抜きたい。そんな想いから魔法使いらしいポケモンであるテールナーを軸にする事にした。

テールナー自体は第二回さざなみオフで3位という自身が初めてそれらしい結果を出せたので思い入れもあったのと、当時はパパ活ランド構築というそっち系の役割も果たせるかを採用基準で重きを置いていたので真面目に組んだらどうなるのか気になっていたので丁度良かった。それに加えて当時より使えるポケモンも増えた事、次に参加する予定のさざなみオフの主催陣も今回参加されるとのことだったのでニックネーム含めて修正を加える事で出禁をケアする必要もあった。

 

セルフリメイク元

https://chrono-876.hatenablog.com/entry/2023/10/03/165526

 

上記の構築では下記の点が特に気になった。

1.サーフゴーとゴリランダーの同時選出が強要されている。

2.サーナイトが本当に何もしないで逆鱗打つなと相手に厄介を言うだけのお局枠になってしまっている。(普通にスケショやら逆鱗は飛んでくる)

3.ヌメルゴンが立て篭もるにはグラスフィールド(以下GF)だけでは環境的に準備が足りない。

4.キョジオーン含めて要塞化して詰めてくるタイプのポケモンに抗う術が、その手の構築にいるメタに潰されてあまり機能していない。

5.キラフロルを物理で触らずに処理するルートが少ない。実は物理偏重。

6.テールナーの最大パワーを引き出すにはゴリランダーと霊獣ランドロスを同時に選出する必要があるのだが、それをするとGFと噛み合いが悪い霊獣ランドロスのパワーが下がり立ち回りが窮屈になる。ここが1番の欠陥である。

 

ここに対する改善点として。

1と3に対するGFの依存度が高過ぎる問題に対しては最近注目度No.1の持久力ブリジュラスを採用。ヌメルゴンと違い初動のBが高いので物理受けとしては軍牌がこちらに上がる。変化技のカットはできないがサーフゴーも含めた役割圧縮になっている。

2にはテールナーゴリランダーとのタイプ補完が取れているのとイーユイが特に重たいという問題を解決できるチョッキアシレーヌと交代。

4は食べ残しがあれば身代わり瞑想のラティオスが使いたかったがブリジュラスの場持ちがいい方が強いと考え、代わりに隠密マントを持たせた瞑想自己再生で採用。

5はラティオスで解決できていた。

6これは最後まで解決の手段が立たなくて悩んだが、前日の深夜3時頃にふと昔のダブルバトルでは威嚇環境が過ぎた余りランドロスが大地の力を使っていた話を思い出し、特殊型に変更する事で解決した。ついでに基本選出で初手のキラフロルにも毒菱を巻かせない事ができるのと鉄壁に弱いという問題も解決できた。

 

後述するが6の改善が本当に直前だったのもあり一部回答が用意できなかった点が悔やまれる。

 

個体紹介

 

テールナー NNフリーレン

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持ち物 進化の輝石

構築の軸。この子が活躍した試合は大体勝てるように組んだつもり。

従来の鬼火を駆使した物理受けポケモンは火傷にさせたところで無理矢理積まれて突破されてしまうという弱点を持っていた。それを願い事を盾にイカサマで咎める事ができる事が強みである。竈門オーガポンにも強いはずだったが、環境が進むに連れて耐久型が増え岩石封じの採用率が上がってきたので今は厳しい寄り。アンコールに滅法弱い為、構築全体の対面操作技を増やす事で何とかカバーしようとしている。

 

フリーレンの様に魔力を制限している様に見えるのか相手に舐めてかかられやすい。ニックネームもワルプルギスにしていたが、最近の流行りを抑えておいた方が親しみやすいと考えこちらにした。耳がツインテールに見えなくもない。

 

ゴリランダー NNモリノマホウ

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持ち物 こだわりハチマキ

外付けの食べ残し。テールナーの盾であり剣である。チョッキで使用していてがランドロスを特殊型に変更したのと豊穣祭にて別の構築相談をさせて頂いた際に@コさん、ビンゴさん、くらうでぃあさんに火力不足になりやすいクセを指摘されたのを思い出しハチマキに変更した。

サイクルを回せる回数こそ少なくはなったがそもそも回し過ぎるとテールナーが過労死するので勝負を早く決めるにも都合が良かったかもしれない。一致テラスグラススライダーはタイプ相性に左右されない火力が出るのである程度択を無視できる点も強かった。半減テラスの無振りパオジアンなら半分程度入るのは流石である。けたぐりはガチグマを大きく削れるので採用。初手大体ノーマルテラスブラッドムーンをかましてくるのでアドが取れる。このままだと毒タイプに何もできないので10万馬力を採用。蜻蛉返りとはたきおとすは打ちたい場面が同じなので悩んだが、テールナーのアンコール解除に一役買える蜻蛉返りを採用した。

前の構築の名残りで陽気ハチマキウーラオスインファイト耐えにしているが、そのせいでミリ耐えされた可能性がある試合があったので振り切っていいかもしれない。

フリーレンの1番好きな魔法は花畑を出す魔法。ゴリラの草原を作る特性はそういう意味でもシナジーが良かったかも。

 

ランドロス 脳内NNユラスマホ

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持ち物 こだわりスカーフ

本構築の目玉。ゴリランダーとテールナーを取り合っていたのは昔の話。ランドロスとしてのパワーは落ちているがGFがあるお陰で役割対象がテラスタルを渋って居座ったところを大地の力で吹き飛ばせる様になっている。これにより拾った試合があったのと、勝てはしなかったがいい展開に持っていけた試合があった。弱点テラバーストで相手を持っていった際は次のサイクルで特殊型だとバレにくいのもオシャレポイント。

サブウェポンはテラスタルが切れなかった際にオーガポンに対する打点になるヘドロウェーブを選択。地味に重たいAキュウコンに刺さったので結果的に正解だったと思う。

特殊地面打点の通りがいい事は赫月ガチグマが示した通りでランドロスも火力を下げたにも関わらず満足の行く成果を挙げてくれた。化身の方が強いのは確かだが威嚇の存在は大きくテールナーと組ませるに当たって微妙に足りないB方面の数値と欲しい打点を補強できるのは偉い。地味に蜻蛉返りの火力も気持ち出るのもポイントかもしれない。

 

ブリジュラス NN ワタスマホ

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持ち物 食べ残し

ステルスロックがあまり気にならないタイプの物理受け。S16の上位の方の構築記事から調整を拝借した。正直圧倒的にコイツが強い事がわかっていたので構築に入れたくなかった。テールナーの選出率が下がるかと思ったが実際そんな事は無く、ブラジュラスが居る事によってテールナーの苦手なスケイルショットカイリューに圧力をかけ恐らく聖なる剣持ちのパオジアンを呼んでくれた。HヌメルゴンのGF立て篭もるの時点でそれなりに強かったのだからこのブリジュラスが弱い訳もない、はずだった、、、

実際は自分の練度が低いせいであまり活躍させてあげる事ができなかった。悔しい。オフではラスターカノンを採用していたが決勝のネリジオさんのまひるアイアンヘッドを見て考えを改めた。麻痺るみサイコーと言え!(やられるとSwitchを投げる)

役割がテールナーと同じなのでステラメガネ流星群もありかもしれない。

ニックネームは当初X-6ゴウにする予定だったが何かしらの魔法にしたくて考えた。橋は渡すモノなので今回はワタスマホウ。

この話をしたらsolitudeさんに「誰がわかるんですか?」と返されたが、我々がチャー研を知っている方がおかしい。

 

アシレーヌ NN ウタノマホウ

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持ち物 突撃チョッキ

優秀なタイプと技でクッション、スイープ、殴り合いをこなせる万能アタッカー。これまたブリジュラスの参考元の構築記事から調整を拝借した。物理に強いタイプなのに数値が足りない点をテールナーの鬼火とゴリランダーのGFを合わせて誤魔化し安くなっている。しかし環境の特殊アタッカーはハバタクカミやサーフゴー、ライコとゴリランダーで相手しやすいので選出率自体は低め。ゴリランダーではイーユイにどう足掻いても勝てないのと、広く浅く多くのポケモンに強そうな顔をしていたので選出画面で強い縁の下の力持ちだった。

ウタノマホウらしく泡沫のアリアを使いたかったがテールナーの負わせた火傷を治してしまうので泣く泣く波乗りを採用している。熱湯があれば最強だったが相手するのも嫌なので丁度良いバランスが取れているなと感じた。

 

ラティオス NN ヘルメス

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持ち物 隠密マント

調整 h16n-1 s最速 bd数値意識の4振り c余り

キョジオーンやグライオン絡みの受けを許さないラティオス。個人的には食べ残しを持たせた身代わりの方が使いやすいのだが今回は余っていなかったので隠密マント。その名残りの調整でhを削りbdに振り分けた。元々素早さを最速グライオン抜きくらいにしていたがキョジオーガポンの鬼様に上から殴られて負けたトラウマがあり最速にしている。しかし今回それで倒し切れずに負けた試合があったのでいっそcsもありかもしれない。サイコショックと悩んだが対グライオンと身代わりキョジオーンを考えた際サイコノイズの方が安定するのでこちらを採用した。地味に相手のGFの恩恵を封じる事ができる点も相性がいい。

ヘルメスはギリシャ神話における旅人の守護神。A0厳選が面倒だったので過去世代の個体を使ったが奇しくもNNでシナジーが取れていたので満足。

 

選出パターン

よくいるスタン相手 ゴリランダー+ランドロス+テールナー

初手をゴリランダーかランドロスのどちらから入るかはいつも悩む。竈オーガポンにテンポを取られたくないので気持ちランドロスの方が多い。

イーユイ入り ランドロス+アシレーヌ@1

ステロ展開 ゴリランダー+アシレーヌ+ブリジュラス

受け系統 ラティオス@2

 

苦手な相手

電磁波渦アンコールカイリュー

オオニューラなどの手動毒菱展開

ウルガモス(ランドロスが特殊になった1番の弊害)

出さないタイプのキョジオーン

エンテイ

ランドロス

サーフゴー

相手をしていないのでわからないが、恐らく瞑想ラティ兄弟。隠密マントは無理のはず。

後語り

マッチングや運(半減テラスを切ったパオジアンを急所で飛ばす等)の豪運で予選を抜ける事ができた。予選ではすたろさんのハバタクカミに牽制技の波動弾を打ち過ぎたのと(それが無くても怪しい)げーりーさんの構築相手にラティオスを出せる選出をまとめる事ができなかった点が大きなミスだった。

決勝トーナメントではひめさんの初手の向日葵をランドロスで吹き飛ばした後蘭姉ちゃんスカーフかもしれない圧力に負けてゴリランダーに引いて負けた。どちにしろそのまま突っ張って良かった。

第2ラウンドではランドロスの特殊がバレている前提の選出をしたらそんな事はなかったらしく、ブリジュラスにゴリランダーが流星群で吹き飛ばされて負けを確信した。向日葵がアンコールする子だったのでテールナーも理解された。

予選はそれなりにいい試合運びができていた(当社比)だけに余計悔しい。

 

その後は負けた悔しさかはたまた杉のぶっかけ顔sry花粉の影響かは定かでないが涙の観戦に。古豪の強さと若き新芽の息吹を感じずにはいられない対戦だったと思う。(KONAMI感)

帰りの電車ですたらさんに頂いた白い恋人が傷心を甘やかしてくれた。ありがとうございます!

 

最後に年齢層が広い?素敵なオフを開いてくれた主催陣、対戦や交流をしてくれた全ての人に感謝を。ありがとうございました!